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歯の名前

歯にはそれぞれ名前がついています。
前歯は「切歯(せっし)」、糸切り歯は「犬歯(けんし)」、奥歯は「臼歯(きゅうし)」と呼ばれています。

①切歯
中央にある前歯のことをいいます。上下左右でそれぞれ2本ずつ、計8本あります。
食べ物を噛み切ったり、ちぎったりする役割があり、発音においても重要な役割を担っています。

②犬歯
前歯と奥歯の中間にある、手前から3番目の歯のことをいいます。
上下左右それぞれ1本ずつ、計4本あります。
食べ物にかぶりついて切り裂く役割があります。
ほかの歯より強度があるため、前歯や奥歯に負荷がかかりすぎるのを防ぐ役割も担っています。

③臼歯
臼歯とは奥歯のことをいいます。
臼歯には小臼歯と大臼歯があり、小臼歯は上下左右それぞれ2本ずつの計8本、大臼歯は上下左右それぞれ3本ずつの計12本あります。
臼歯は食べ物を噛み砕いたり、すりつぶしたりする役割を担っています。

歯ブラシの硬さ

歯ブラシの硬さには、かため・ふつう・やわらかめ の3種類があります。

・ふつう →一般的なかたさで、誰でも使いやすく正しい磨き方が出来ていれば、十分汚れを落とせます。
〈歯と歯茎が健康な方〉
・やわらかめ→。歯や歯茎を傷つけにくく、優しく磨くことができます。汚れを落とす効果は弱いため、丁寧に磨くように注意しましょう。
〈歯質が柔らかい方や歯肉が下がってはれている方、歯磨き時に出血がある方〉
・かため→しっかりと磨けるため、汚れを落とす効果が高いです。強い力で磨いたり、大きく動かしたりすると歯肉を傷つけるため磨き方に注意が必要です。
〈歯質が硬い方や歯肉に厚みがありまったく出血しない方、歯を磨く力が弱い方〉

自分の口腔内に合っていないものを使うと、磨き残しや歯茎を傷つける原因になります。
自分に合っているものを使って、しっかりと汚れを落とし歯や歯茎を健康な状態にしていきましょう。

フッ素

歯磨き粉には虫歯予防に大切な「フッ素」が含まれています。
「フッ素」は虫歯予防に最も有効な物質といわれています。
フッ素濃度には、「ppm」という単位が使われます。
一般的なハミガキの場合、フッ素濃度は主に500~1500ppmです。
年齢によって推奨されている使用量が違うので、年齢にあった使用量にしましょう。
生後6ヶ月頃~6歳未満500ppm、
6歳〜14歳1,000ppm、
15歳以上1,000~1,500ppm。
そして、フッ素入りの歯磨き粉を使った後は、10~15mlの比較的少量の水で1回うがいをするだけにして下さい。

レントゲン撮影

歯科でもレントゲン撮影を行います。
小さな黒い点にしか見えない虫歯や何も問題がなさそうに見える歯であっても、歯の中で虫歯が大きく広がっていることがあります。
そのような虫歯や見つけることが難しい歯と歯の間の虫歯、被せ物の下にできた虫歯など肉眼では直接見ることのできない部分をレントゲンでは見ることができます。
また他にも、歯の根っこの状態や骨の状態、親知らずの有無などもレントゲンでは見つけることができます。
早期発見・早期治療につながります。

ガム

お口が寂しくなった時には、手軽に購入できるガムがおすすめです。
ガムを噛むことで唾液の分泌を促し、口の中を洗浄して浄化する作用があります。
また、集中力が高まったり食欲抑制効果があったりと良いことがたくさんあります。
外出先で歯磨きが出来ない時や食後に口臭が気になる時にも、ガムを噛むといいでしょう。
ただ、糖分を含んだガムは虫歯の原因になるので、虫歯になりにくいキシリトールが配合されたガムを選ぶようにしましょう!

オーバーブラッシング

オーバーブラッシングとは、歯磨きの時にゴシゴシ力を入れすぎたり、磨く時間が長すぎたりすることで、歯や歯茎に過度な負担がかかり様々なお口のトラブルを引き起こしてしまうことです。
・知覚過敏の原因
・歯茎が痩せて下がってしまう
・虫歯のリスクが高くなる
などが考えられます。
自分に合った歯ブラシを選んで、正しい歯の磨き方を身に付けましょう!

第一大臼歯

前から数えて6番目の永久歯である第一大臼歯は、虫歯になりやすい歯です。
第一大臼歯は、生え揃ってから上下の歯が噛み合うまでに1年〜1年半ほどかかり、その間に汚れが溜まりやすい状態が続きます。
また、噛み合わせの溝が複雑で汚れが溜まりやすく、奥に生えるため歯磨きが難しいなどが考えられます。
歯ブラシが届きにくい歯ですが、工夫して磨きましょう!
頬側→口を閉じ気味にし、歯ブラシの柄で唇のはしを軽く引っ張るようにする。
舌側→前歯の中央付近から、歯列と平行になるように歯ブラシを入れる。
奥→歯ブラシの先端部分の毛先をあてる。