舌の役割

2021年12月23日

舌には、大切な役割がいくつかあります。


味覚
→舌の表面にある味覚を感じるセンサー(味蕾)があることで、甘い・苦い・しょっぱい・酸っぱいなどを感じることができます。
これらの味が複雑に混ざり合い、人は美味しさを楽しめます。


咀嚼(噛み砕くこと)と嚥下(飲み込むこと)
→口の中にある食べ物を、食道に送り込む働きをしています。
また、口の中の食べ物を奥歯や歯と歯の間に運んだり、食べ物と唾液を混ぜ合わせたりして、咀嚼と嚥下をしやすくしています。


発音
→言葉は、声帯から発せられた振動した空気を、口の中の共鳴によって様々な音に変化されてつくられています。
この時、舌は柔軟に動き、異なった音を発する手助けをしています。


歯並び
→舌は、歯を内側から支えています。
左右どちらかに偏っていたり、歯を押す癖(舌癖)があると、歯並びが乱れてしまいます。


舌は、
味わう、食べる、話すなど、人が生活するうえで重要な器官です。
歯だけでなく、舌も綺麗な状態にしておきましょう。
鏡でご自身の舌の色を見たときに、綺麗なピンクではなく白っぽい色をしていたら要注意です。
舌苔と呼ばれる汚れが付いている可能性があります。
専用の舌ブラシで磨きましょう!