ステインによる着色汚れの原因

2021年2月9日


歯の表面は、唾液成分でできた薄い膜「 ペリクル 」で覆われています。

ペリクルに、紅茶やコーヒーの色素が取り込まれ、蓄積するとステインになります。

着色しやすい主な食品・嗜好物は、コーヒー、日本茶、紅茶、赤ワイン、コーラ、カレー、チョコレート、タバコなどです。(一例です。)

着色を少しでも落としたいという方は、ステインを浮き上がらせる成分「 ピロリン酸ナトリウム」を配合している歯磨剤を使いましょう!

ピロリン酸ナトリウムが、ステインと歯の間に浸透し、ステインを浮き上がらせます。

浮き上がったステインを、ブラッシングと歯磨剤の働きですっきり落とします。

その際には、ゴシゴシと強く磨かないよう気をつけましょう!

表面に細かな傷がついてしまい、そこに細菌や汚れがつきやすくなり、ステインの沈着にも繋がってしまいます。