妊娠による口内環境の変化

2022年10月29日

妊娠中は女性ホルモンの影響で、口内環境が変化しやすいです。
妊娠によって女性ホルモンが急に増えることで、歯周病原細菌が増えるといわれています。
また唾液が減るので、口の中が汚くなりやすいです。
さらにつわりや体調不良によって、食事の内容が変わったり、歯磨きを含めたセルフケアができなくなる方も多いです。
これらが重なると、口内環境が悪化し、虫歯や歯周病ができやすくなります。
歯磨きができない場合は、水や歯科洗口液を使用してのうがいをするだけでも、ちょっとした対策になります。
妊娠中は体調が大きく変化するので、歯科受診は体調が安定してくる妊娠中期(5~7ヶ月頃)がおすすめです。