プラーク

2022年10月16日


プラーク(歯垢)は、歯の表面に付着している細菌のかたまりです。
白色または黄白色をしていて、舌でさわるとザラザラとした感覚があります。
ネバネバと粘着性が強いため、歯の表面にしっかりと付着し、強いうがいをしても取れません。


〈 プラークはなぜできるの?? 〉
私たちの口の中には、ミュータンス菌という細菌がいます。
成人であれば、誰の口の中にも存在します。


ミュータンス菌は食事をした後、歯磨きをしなかったり磨き残しがあると、食べカスの中の糖質に集まってくる。

ミュータンス菌が糖質を分解、プラークを作る。
(プラークは、ミュータンス菌の巣になる。)

ミュータンス菌が、プラークの中で酸を出して歯を溶かしていく。
これが進むと虫歯になる。


プラークは歯以外にも、入れ歯や舌の表面にも付着します。
プラークは歯ブラシで落とせるので、毎日の丁寧な歯ブラシがとても大切です。