噛むことの大切さ①

2021年3月10日

現代人は昔の人に比べて、噛む回数が減ってきていると言われています。
時間に追われあまり噛まなくても食べられる料理を選択したり、早食いをしている人が多くなっているからです。


成長過程で、ほとんど噛まないでよい食事が習慣になってしまうと、流し飲みという食べ方が身についてしまい、お茶や水なしでは食べられなくなってしまいます。


こうした習慣によって、顎の発達が不十分になり、歯が並ぶスペースが無く歯並びがガタガタになってしまいます。
なので、顎が発達する時期によく噛むことが大切です。




〜よく噛んで食べるための工夫〜
・急いで食べない
→ゆっくりと味わって食べましょう。
食べ物によって噛みごたえは違います。
噛みごたえのある食べ物は、ひと口30回を目安によく噛んで食べましょう。
・飲み物で流し込まない
→食べ物がお口の中にある時は、飲み物を摂らないようにしましょう。
飲み物で流し込んでしまうと、食べたものが細かくならないうちに胃に流れてしまい、消化によくありません。
よく噛むと、食べ物が細かくなり、自然に飲み込めるようになります。