舌ブラシ

2020年5月19日

舌ブラシはご存知ですか?


その名の通り、舌を磨くブラシのことです。



舌の表面は通常うっすら白い色ですが、汚れが溜まると真っ白になったり茶色、さらには黒色になります。


この舌の表面の汚れのことを舌苔といいます。
舌苔の中には、虫歯菌や歯周病菌などの細菌類、お口の中の粘膜が落ちたアカや食べ物のカスが混ざっています。


それによって、口臭の原因になったり味覚を鈍らせたりするので歯と同じよう綺麗にしてあげる事が大切です。


しかし、舌の粘膜はとても繊細です。歯ブラシでは傷つけてしまう恐れがあるので専用の舌ブラシを使用しましょう!



〜磨く時の注意点〜


①奥から手前に一方方向に磨く。


②強く磨くと粘膜や味を感じる味蕾(みらい)を傷つけたり、嘔吐反射(吐きそうになること)が出るかもしれないので、優しく磨きましょう。


③舌磨きをしすぎると、逆に汚れが着きやすくなるので1日1回磨きましょう。


舌苔は唾液量が少ないと多くなります。
寝ている間は唾液の分泌量が低下するのでお口の中の舌苔が増えます。

起床時が1番汚れているので朝起きてから使用するのが効果的です。