歯科健康診断

2020年3月28日

新学期がスタートする4月。
学校歯科健康診断の季節がやってきます。


学校歯科健康診断とは、学校で行う歯科の集団健康診断で、親御さんも子供の頃に受けた記憶があるかと思います。
主に、
①異常なし
②定期的観察が必要
③歯科医師による診断が必要の3つに分けられます。


なぜ、
学校で歯医者さんに診てもらったのに、歯科医院の診断が必要なのか?


歯の病気は、視察だけでは明らかに断言できないものが多々あります。
虫歯で例えると、
フッ素で進行を止められる初期虫歯なのか、
削って詰める必要のある大きな虫歯なのか、
診断するにもエックス線検査が必要です。
こうした精密な検査を受けてはじめて、正確な確定診断ができ、治療方針を決めることができるのです。
(学校歯科健康診断で行うのは、病気の確定診断ではなくお口の健康度のスクリーニングです。)


なぜ、
定期的に行われているのか?


学齢に達したお子さんのお口の状態を普段から把握しておくことによって、穴が開く前に虫歯を止めたり、歯ぐきの炎症を止めたりと、
早期対策ができるからです。
そして、歯の大切さや歯の守り方を学ぶ学習の機会でもあります。
将来、
お子さんが歯で苦労しないよう学校歯科健康診断を上手に活用して、大切な歯を守って行きましょう!